リサイクルする理由

地球環境は今、加速度的に悪化しています。
今、世界で何が起こっているのかを図で示してみましょう。

世界で起こっていることの図

もっと環境負荷を減らさないと
資源をもっと有効に使わないと
化石燃料の使用量を減らさないと
絶滅危惧種を保護しないと
先進国だけの利益を追求することをやめないと
途上国が発展しないと

・・・

地球はどうなると思いますか。

地球

地球上のすべての人が今の日本人の生活スタイルを続けていると、
地球は2~3個以上、
アメリカ人のライフスタイルを続ければ
地球が5個以上必要だと言われています。

だから、リサイクルを行い、同じものを2回・3回と使っていかなくては、今の生活レベルは近い将来破綻してしまいます。

このような、非持続的な20世紀型の活動様式を改め、循環を基準とする社会経済システムの実現と廃棄物問題の解決が急務となっています。

持続可能な循環社会実現のために、消費者はよいものを大事に長く使う「スロー」なライフスタイルにシフトする必要があります。そして、事業者は経済活動のあり方を見直す必要があるのです。

* * *

私たちの解体・廃棄物処理業界についてお話しましょう。

ここに寿命を迎えた一軒の家があるとします。
環境に配慮しない解体と廃棄物処理は以下の図のとおりです。

環境に配慮しない解体

この方法だと、手間がかからず簡単ですが、大気汚染・温暖化・土壌汚染・水質汚染が心配なだけでなく、何もリサイクルできないため最終処分場もすぐにいっぱいになってしまいます。

みんなが笑って暮らせる環境配慮型社会を目指す(株)徳島機械センターでは、解体の段階からリサイクルを視野に丁寧に解体。リサイクルできるものはきちんとリサイクルしています。

徳島機械センターの取り組み

そのほかにも、

たとえば、建物解体で出た木製のドアならば、ドアノブや金具と木をきちんと分別。

抜根した木の根は、土が絡みついたままでは破砕できないため、土と木に分別。

受け入れた混合廃棄物も徹底して分別。

といった取り組みにより、みんなが笑って暮らせる環境配慮型社会を目指しています。

社会を人体にたとえて、原料・製品・エネルギーを供給する産業を動脈産業、廃棄物などを回収・浄化・再生する産業を静脈産業という呼び方があります。

私たちは処分業者(静脈産業)の責任として、元請け業者(動脈産業)と協力し、建設現場で出た廃棄物を徹底して分別し、リサイクルする義務があると思うのです。

だからこそ分別にこだわり、リサイクルできるものは可能な限りリサイクルすることが我々の使命だと考えています。

みんなが笑って暮らせる環境配慮型社会の実現に向けて。
できることから始めています。